愛犬家住宅実例紹介

階段下を有効利用したドッグスペース

東京都世田谷区 S邸(前編)

40キロ以上体重がある犬たちが寄りかかっても壊れない頑丈な扉を、竣工間際に急いで追加で設置。ラブラドールは賢いので、勝手に出入りしないように鍵も付けた。金属のポールの隙間は犬の鼻や前足がでないようなサイズに。今後、犬の成長に合わせてポールの本数を減らすことも可能。

こんにちは。「犬と暮らす家」スタッフの大久保です。今回は私が担当させていただいた、今年のゴールデン・ウィークに引っ越しされたばかりのS邸を前編・後編に分けて紹介します。

S家は、「家を建てたら、犬と一緒に生活しよう」と当初から考えておられました。すでに犬の種類も、新居づくりを決めたときから、ラブラドール・レトリーバーと決まっていたようです。小さなお嬢さんがいるので、心強い大型犬を希望されていました。はじめは1頭の予定だったのですが、犬と暮らすのにふさわしい新居だったからか、結果的には2頭を迎えることになりました。犬の名前は「天丸」(イエローラブ)と「地丸」(ブラックラブ)。きょうだい犬です。生後半年ほどで迎えましたが、2頭ともすでに40kg越えるビッグな犬です。

玄関のたたきとつながる、階段下のスペースに、犬のための部屋を造りました。広さは1畳半くらいあります。階段下なので、奥の部分は1メートル40センチほどの高さですが、扉のある部分の天井高は2メートルあるので広々としています。犬扉の高さは120センチ。大きな犬が体重をかけても壊れないように、頑丈な作りにしました。また金属ポールの隙間は、犬の鼻が入らないサイズにしました。ポールは1本ずつはずせる作りにしてあるので、今後、犬の成長に合わせてポールの本数を減らすこともできます。

ドッグスペースから車庫側をのぞくことができる窓。換気にも役立つ。でも、もう少し丈夫な網戸が必要かも……。今後の課題だ。

ドッグスペースには、犬の顔の高さに合わせてのぞき窓を設置しました。換気にも役立ちます。網戸は、通常のものよりしっかりしたはずれにくいものを選びました……が、もしかしたら今後さらに工夫が必要かもしれません。大型犬2頭でのぞいているので、はずれてしまったり、破けてしまうかもしれないと少し心配しています。

またドッグスペースの壁紙は、張り替えがしやすいように、あえて一般的な、汎用性の高い安いタイプにしました。でも、やはり大型犬2頭、しかもまだ1歳未満の若い犬なのでやんちゃです。すでにだいぶ傷ついてきたようです。今後はもっと耐久性のいいものを検討しています。ツルツルして爪の当たらないキッチンのコンロまわりに貼るようなボードを代用できないか、いま考え中です。

玄関ホールとドッグスペース、そしてシューズクローゼットは広がりを演出するため、同じ30センチ角のニッコー社製の屋外用タイルを敷いた。2頭分のリードやレインコート、奥様の散歩用のコートといったお散歩グッズはシューズクローゼット内に収納。

ドッグスペースは、玄関の内側のたたきとつながっていて、土足エリアです。床材は、玄関たたき、シューズクローゼットと同じ、30センチ角のニッコー社製のタイルです。屋外用の、濡れても滑らないタイプを選びました。タイルはひんやりと冷たいので、犬もお気に入りのようです。1階には浴室や洗面の水まわりもありますが、ドッグスペースや玄関たたきタイルの部分は、外構に設置してある水栓から延長ホースをひっぱってきて、丸洗いすることができます。

後編では、お嬢さんたちの心強い門番さん、玄関先での犬たちの様子と工夫を紹介しましょう。

大久保 晃也

ミサワホーム東京株式会社 世田谷支店

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