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■東京都北区 T邸(2/4)

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犬のための小窓。主人の帰りを確認してお出迎えもしてくれる。

こんにちは。「犬と暮らす家」スタッフの東保(とうぼ)です。今回は、「ファサードデザイン」と「アウトスペース」(外部空間)について紹介しましょう。

まずは、「犬と暮らす家」のデザイン・アイコンとなる小窓です。犬を飼っている家には「犬のシール(門票)」を貼ってあることが多いですが、家のデザインとしてもっと自然におしゃれに表現できないかと思って考えたのがこの小窓です。

犬(小型犬)の目線の高さに設けたサッシ約30センチ角の小窓で、犬が外の様子を眺めたり、誰が来たかを確認できるようになっています。往来から見ると、不思議な低い位置に窓が付いているので、これが「犬と暮らす家」のわかりやすいデザイン・アイコンになっていると思います。外からは室内が見えにくい高さであり、人が侵入できないサイズ(ガラス窓の実寸は20センチ角ほど)なので、防犯面でも安全で安心です。犬から眺めがよすぎると無駄吠えの原因になりますが、小窓は玄関ポーチの奥まった部分にあるため、そうした心配も少なく、むしろ留守中の時には適度な防犯効果が期待できます。

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デザインアイコンとなる小窓。外から室内を覗かれることのない低い位置にあり、人も入れないサイズなので、防犯上も安心。

次はパティオ(中庭)です。T邸では、時間を忘れてくつろげる外部空間としてパティオを設けました。

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パティオに面した開口部は、カーテンやブラインドを開けたまま外出できるため、犬は日がな一日パティオを眺めながら穏やかに過ごすことができる。正面が白いオーニングのかかった縦格子。

光と風を取り込むために、隣家と接した一面を縦格子のルーバーにしていますが、目隠しのために白いオーニング(スクリーン布)を下げています。四方を完全に壁に囲われた空間にすることで、周囲の喧噪を感じさせない別世界を実現しています。

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パティオにあるシンボル・ツリーの、モミジの木の新緑が鮮やか。

さらに、T邸ではもうひとつのプライベートな外部空間として、パティオに面して「アルターナ」(屋上テラス)を設けました。アルターナとは、イタリアのベニスなどの住宅で見られる屋根の上に設けた屋上テラスのこと。ティータイムや食事を楽しむことができるアルターナのある家は、むこうではステータスのようです。また犬も年齢とともに長時間の散歩ができなくなることもあるので、将来的にはプライベートなドッグランとしても役立つでしょう。

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広い空に開かれたアルターナ。パティオとはひと味違う開放感が味わえる。

来月もT邸の紹介が続きます。次回はいよいよ内部空間についてです。

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東保 吉信
ミサワホーム株式会社 販売商品企画部

新商品の企画・マーケティングを担当しています。実家でコリー犬を飼っていたことや妻の動物好きが影響したのか、いつの間にか私も愛犬家の仲間入りをしていました。2004年CENTURY「蔵のある家」を発売した際に、土間床の「1階の蔵」を活用した「犬と暮らす家」の企画に携わり、犬の専門家のお話も伺いながら随分勉強をさせていただきました。本格的な商品化は非常に難しいテーマですが、自分のライフワークのひとつとして今後も考えていきたいと思っています。

所在地:〒163-0833 東京都新宿区西新宿2-4-1
メールアドレス:esumai[アットマーク]home.misawa.co.jp

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