いい住まい研究プロジェクト TOP

トップ >  初めて犬を迎える際に気をつけること > 初めて犬を迎える際に気をつけること (1) - 迎える前から滑らない床など準備開始

dog design home

dog life tips

090601_puppy

1年間続いたこの連載も今月が最終月。最後にふさわしいハッピーなテーマということで、今月のお題は「初めて犬を迎える際に気をつけること」です。

初めて犬を飼う人は、なかなか準備にまで気が回らないかもしれません。でも「犬を迎える!」と決めた時点から、もう「犬の飼い主」はスタートしています。安全、健康的、清潔な、犬にも人にも快適な環境づくりを準備していきましょう。

子犬の足腰の健康を守ることは、その子の一生の幸せに通じる 
  
まずは子犬が来る前から準備を始められる床に関して考えてみましょう。

フローリングはよく滑るし、爪でボロボロになるので、室内で犬を飼うのには適していない
(兵庫県/バーニーズ・マウンテン・ドッグ×3)

フローリングは滑りやすく脱臼しやすいと聞いていたので数ヶ月は心配だった
(千葉県/チワワ)

フローリングだと、床の爪跡がすごい
(愛知県/フレンチ・ブルドッグ)

犬種を問わず同様の意見は多かったです。日本の現代の住宅はフローリングが多いので、犬を飼い始めて初めて苦労がわかるんですよね。

思ったよりフローリングが犬にとって危険とわかり、困った。でも絨毯だと抜け毛の掃除が大変。犬にも人にも安全で清潔な床材は何だろう?
(東京都/チワワ)

そうなんですよね、滑るフローリングが骨関節によくないことはわかる、だけど、カーペットでは被毛がからまったりするし、子犬はまだトイレの失敗も多いですから、洗濯できないカーペットでは不衛生になりがちです。

でも、とくに子犬時代、滑らない床にすることは非常に重要です。子犬は1歳までの間にほぼ大人の体にまで急成長します。とても大事な時期なのです。滑る硬い床は、骨関節の成長に影響を及ぼしたり、筋肉や腱の発達を妨げたり痛めたりなどして、その後の人生に後遺症を残すこともあります。

1歳のチワワ。可愛くて、家族それぞれがおやつを与えるため、体重が3キロになってしまい、先日、右膝脱臼と診断。体重のせいもあるが、ボールを投げて取りに行かせるなど、フローリングでいつも滑っており、その危険性を重視していなかった。可哀想なことをした。滑らないカーペットなどの床材を検討中
(宮崎県/チワワ)

脱臼や骨折する小型犬は多いようです。生活習慣のせいでいつも同じ部位に負担がかかり、疲労骨折を起こしているケースもあると整形外科医から聞きました。これ以上悪化させないようにしてあげたいですね。とりあえず簡単にセットできるのはタイルカーペットです。犬がいつも通り道にしている部分やジャンプ&着地するところに敷き詰めてください。下に滑り止めマットを置いて、ラグを敷くのもいいですね。

『犬と住む家』という雑誌の編集長をして以来、犬と住まいに関する記事を書くことは多いですが、「滑らない床は何がいい?」という案件は、何年経っても多くの飼い主にとって最大の悩みのような気がします。愛犬の毛の長さや体のサイズなどで、ベストな建材は各家庭で違うけれど、今後もっと優れた建材が登場してくれるといいですね。

« アウトドア・リビングで犬友達と過ごす | トップページ | 各床材のメリットデメリットを理解する »

その他の事例紹介